せっかく自分好みにカスタムしたハイエース。
でも、車検の時期が近づくにつれて
『このパーツ、車検通るのかな…?』
『もし陸運局で落とされたら面倒だな…』
と不安になっていませんか?
特に4ナンバー(小型貨物車)のハイエースは、
普通の乗用車(5ナンバー・3ナンバー)とは車検のチェック基準が大きく異なります。
『乗用車ならOKなカスタムが、貨物車だと一発NG』なんてケースも珍しくありません。
最悪の場合、車検当日にその場でパーツを外す羽目になったり、
再検査で余計な時間や費用がかかってしまうことも…。
カスタムによる車検チェックリスト
そこで今回は、
ハイエースユーザーがやりがちな内装・外装カスタムの車検適合OK/NGラインを一覧表で徹底解説!
さらに、一般的な記事では見落とされがちな『車検の落とし穴』と
当日に使えるチェックリストまでギュッとまとめました。
自分の愛車と照らし合わせながら、車検前の最終チェックにぜひ役立ててください!」
外装・足まわりカスタム
| カスタム内容 | 車検OK(適合基準) | 判定NG(不適合) | 💡 盲点・落とし穴 |
| ローダウン / アゲ(リフトアップ) | 構造変更申請なしなら全高の変更±2cm以内。それ以上は要構造変更手続き。 | 車検証記載のサイズから大きく外れている、最低地上高9cm未満。 | 最大積載量の変更に注意!車高が変わるとプロペラシャフトの角度等で積載量減トンになることがあります。 |
| タイヤ・ホイール | **貨物用規格(LT規格 / C規格)**または十分なロードインデックス(荷重指数)を満たす。 | 乗用車用タイヤで荷重不足、フェンダーからのハミ出し(1mmでもNG)。 | 平成29年以降、乗用タイヤでも荷重性能を満たせばOKになりましたが、4ナンバーは軸重が重いので実質LT規格以外は危険です。 |
| リアゲートラダー / ルーフレール | 指定部品(ボルト留め等)であれば全長・全高の寸法変化が一定範囲ならOK。 | 鋭利な突起がある、灯火類(ハイマウントストップランプ等)を遮っている。 | ラダーでハイマウントやナンバープレートが隠れると即アウトです。 |
| オーバーフェンダー | 片側10mm未満(両側計20mm未満)の寸法変更範囲内。 | 片側10mm以上出ていて構造変更(1ナンバー化等)をしていない。 | 貼り付けタイプで両面テープ固定だと簡易取付とみなされ寸法判定に影響するケースがあります。 |
内装・ベッドキット・シートカスタム
| カスタム内容 | 車検OK(適合基準) | 判定NG(不適合) | 💡 盲点・落とし穴 |
| ベッドキット(荷室) | 工具を使わずに手で簡単に降ろせる(手回しボルト等)、または積載スペースを阻害しない。 | ボルトや工具(レンチ等)で固定されていて「固定設備」とみなされる。 | ボルト固定だと「室内の構造変更」になり、荷室面積不足で4ナンバー枠を失うリスクがあります。 |
| セカンドシート移設・リクライニング | 純正シート位置のまま、または公認をとったスライドレールを使用。 | 無加工の純正位置から自作ステー等で後ろに下げている。 | シートを下げすぎると**「荷室長1,000mm以上」**の規定を割り込み、貨物車として車検が通らなくなります! |
| 運転席・助手席シート交換 | 車検対応のシート(RECAROやBRIDEなど)+**車種別適合書類(強度証明書)**がある。 | 証明書がない海外製シート、シートレールが不適合。 | **助手席側のシートベルト未着用警告灯(シートベルトキャンセラー含む)**が正常作動しないとNG。 |
| 自作フットレスト / パネル類 | 運転操作を妨げず、衝突時に危険な突起物がない。 | 衝突時に乗員へ危険を及ぼすような鋭利な角がある、操作ペダルに干渉する。 | 木工DIYなどのフットレストやセンターコンソールは、**「固定強度」と「角の丸み(R処理)」**が見られます。 |
積まれている方も多い気になる“ベッドキット”
私のベッドキットとスライドフロアはいつも車検時は積みっぱです。

要はこれらが積載物なのかどうか。
ベッドキットと車体をボルト固定していなければ
積載物のひとつとして見られて車検クリアとなります。
なのでもしボルト固定されている方は
車検時はボルトを外していると通る仕組みです。

4ナンバー車検でみんながハマる!「意外な落とし穴」4選
荷室の「最大積載量ステッカー」剥がれていませんか?
リアゲートをカスタム・全塗装したり、
ステッカーチューンで剥がしてしまう人が多いですが、
「最大積載量 ○○kg」の表示がないと絶対通りません。
手書きや市販のフォントステッカーでもOKなので、
明確に読める状態にしておきましょう。
ちなみに私はテプラで印刷したものを車検時だけ貼り付けています🙄
セカンドシートの「シートベルト」と「ヘッドレスト」
乗用化カスタムでセカンドシートを外している場合、
車検証の乗車定員(例:5人)と合わなくなります。
シートを積んでいくか、乗車定員の変更手続き(構造変更)が必要です。
また、平成24年7月以降の生産車は後席もヘッドレスト&3点式シートベルトが必須です。
前方・側方直前視認性(ガッツミラー問題)
フェンダーについている通称「ガッツミラー(直前直左鏡)」。
見た目をスッキリさせるために取り外す人が多いですが、
カメラ&モニター等で代用(常時表示)できていない限り、取り外しはNGです。
ナビ画面にスイッチ切り替えで映すタイプも
「常時視認」とみなされず車検不可になるケースがあります。
荷室の「仕切り棒(セパレートバー)」の忘れ物!
4ナンバーのバンには、フロント席(またはセカンドシート)の後ろに荷物が座席側に崩れてこない為の
仕切り棒(セパレートバー)を取り付ける必要があります。
普段邪魔で外している方は、車検時に必ず装着して持ち込んでください。
4ナンバー車検 直前チェックリスト
車検場(または整備工場)に持ち込む前に、
以下のチェックリストを上から順に確認してください。
【外装・足まわり】
- [ ] タイヤの荷重指数(LI):LT規格または必要な軸重を満たしているか?
- [ ] タイヤのはみ出し:フェンダーより外に出ていないか?
- [ ] タイヤの溝:1.6mm以上(スリップサインが出ていないか)あるか?
- [ ] 車高の誤差:車検証の高さから±2cm以内に収まっているか?(オーバー時は構造変更が必要)
- [ ] ガッツミラー(または代用カメラ):視認性が確保され、正常に作動するか?
- [ ] 灯火類:ヘッドライト、テール、ウインカー、ナンバー灯、ハイマウントすべて点灯するか?(LED化によるチラつき・球切れ警告がないか)
- [ ] 最大積載量ステッカー:リアにハッキリと表示されているか?
ちなみに私のハイエース、
ごちゃごちゃ付いちゃってます🙄

このハイエースで言うと
ブルーのフォグライトはNGで通りません。
白か黄色のみ。
バンパーガードは通りましたが
バンパーガードに付いているフォグは
突起物とみなされる可能性があるので
車検時は念の為外しました。
【内装・荷室】
- [ ] 仕切り棒(セパレートバー):正しく装着されているか?
- [ ] ベッドキット:工具なしで降ろせるか?(ボルト固定の場合は降ろしておくか構造変更申請)
- [ ] シート・乗車定員:車検証通りの座席数(頭数分)がセットされているか?
- [ ] シートベルト&ヘッドレスト:定員分すべて揃っており、警告灯(シートベルトインジケーター)が点灯/消灯するか?
- [ ] 自作パーツ・コンソール:運転操作の妨げにならず、鋭利な角がないか?
- [ ] 荷室の荷物:車検時の重量測定に影響するため、車中泊ギアや荷物は全て降ろして空荷になっているか?
まとめ:事前準備で一発合格を目指そう!
4ナンバーの車検は、乗用車に比べて
「貨物としての機能(積載性・安全性の確保)」が厳しくチェックされます。
特にDIYで内装を組んでいる方や、
足まわり・タイヤをカスタムしている方は、
「簡単に元に戻せるか」
「強度や規格を満たしているか」がポイントになります。
このチェックリストを活用して、
スムーズに車検をクリアし、快適なハイエースライフを楽しんでください!




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