2025年2月中旬
まだまだ寒気が落ち着かない
兵庫県は豊岡市にある
雪の残る城崎温泉へ行って参りました。
何度か訪れた事がありますが
今回の目的は外湯めぐり♨

私達バンキャン夫婦は
全国あちこちの温泉に行くことはあれど
外湯めぐりをするのは今回初めてです。
サウナは大好きですが温泉が好きかと言われると
…人並みです🙄
何故に外湯めぐりをした事がないか。
答えは簡単
何度も着替えたりが面倒だから🙄
この理由で敬遠される方多いと思います。
今回もキャンプへ行くつもりが
天候が優れなかったので
急遽前日に城崎温泉外湯めぐりを決行致しました🙄
ちなみに冬に行かれる方は冬用タイヤ推奨です。
この日は大寒波から一週間以上たっていたので
メイン道路は大丈夫でしたが
ノーマルタイヤだと危険です。
思いつきと行き当たりばったり旅ですが
先に結論を述べると
外湯巡りは冬の定番になりそうです。

玄武洞公園
城崎温泉に行く前に立ち寄った
“玄武洞公園”

ここには初めて訪れましたがおすすめです
写真を載せますがご自身の目で見て
体感されることをおすすめします。
ひと目見て感動すると思います。
観覧料は大人1人500円かかりますが
十分価値があります💡
駐車場は無料です。
玄武洞とは冷えかたまった溶岩が
六角形に割れ積み重なった玄武岩のことです。
入場してまずはダイナミックに登場する“玄武洞”

写真ではお伝えできない迫力があります。
この日は雪も残りとても綺麗でした。

玄武洞公園とあるので
メインはこれで終わるかと思いきや
先へ続く道を辿ると見えてくる“青龍洞”
こちらも玄武洞と同じ位
迫力があり圧巻の一言です。

実物は写真の数千倍感動できますよ(いや、数百倍です🙄)
実はこの玄武洞、青龍洞を含み
全部で5つの見どころがあるのですが
先述した2つの後は見劣りしてしまいますが
それでも次の3つ
“白虎洞”、“南朱雀洞”、“北朱雀洞”も神秘的で
圧巻の一言です。



城崎温泉街
城崎温泉は風情のある柳並木のある街並み
カニ等の海鮮や但馬牛など美味しいグルメ、
そして特色の異なる外湯めぐりが魅力の人気温泉スポットです。

今回私達は車中泊でしたが
宿泊施設も数え切れない程あります。
若いカップルからそうでないパートナーさんまで(言い方🙄)
国も飛び越え老若男女訪れて賑わっていました。
今回訪れたのは真冬だったので
柳並木に葉は色づいていなかったですが
柳の葉色づく季節は
浴衣と下駄がとんでもなく似合う
指折りの温泉街だと思います。


ちなみに温泉街の風景として良かったのは
山形県の銀山温泉
この温泉街の街並みも最高でした。
そしてこの温泉街
夜もまたライトアップされて綺麗です。

城崎温泉はグルメも豊富で
但馬牛や松葉ガニでも有名です。

今回カニのピーク時期が終わりに差し掛かった
2月に訪れたので松葉ガニが安く並んでいました。

3月になるとさらにたたき売りになるらしく
同じ味なのに値段が急落してお買い得になるそうです。
今回様々なお店の中で気になったお土産が
“城崎てんぷら”の看板があがったふるや物産さんのこちら

独特なイラストのご当地マッチ
このイラストがレトロでめっちゃ可愛いです。
キャンプでも使うので買っちゃいました。
温泉街にはあちこちと
足湯があるのですが
なんとなくおすすめしたいのがここ

城崎温泉の源とも言える
源泉が湧き出る“城崎温泉元湯”
こちら真横に足湯があるので
なんとなく源泉の横の湯に浸かりたいですよね🙄
しかも目の前には“城崎ジェラートカフェChaya”
というジェラート屋さんがあるので
ジェラートを食べながら足湯も良いですね。
場所はロープウェイのある山麓駅のすぐ近くです。
そこから“温泉寺”というお寺が見えたので
寄ってみると“温泉寺仁王門”が思ったより立派で見応えがありました。

外湯めぐり
城崎温泉の外湯は全部で7つありますが
そのうちの一つ“さとの湯”は
建物の老朽化で長期休業に入っており
再開目処はたっていないそうです。
ここは7つの施設の中でも大きな施設で
唯一のサウナもあっただけに今回行けなかったは残念です。
このまま閉館の気配もムンムンです🙄
という事で残る6つの外湯を今回制覇してきたので
ひとつづつレビューしていこうと思います。

まず外湯を2つ以上入られる方は
1日入浴券を購入してまわられる方がお得です。

外湯の入浴料は一般で一律800円です。
番頭さんによると1日で同じ施設に
3回入られたツワモノもいたそうで
そんな方には1日券は超お得です🙄
それではひとつずつレビューしていきますが
これは私達バンキャン夫婦の個人的感想なので
参考程度で読んで戴きますようお願いします。
地蔵湯
6つの施設の中でも全体的に広い“地蔵湯”さん。

露天風呂はありませんが広い内風呂が一つと
浅い子供用の親子風呂があります。
浅い子どもの風呂はぬるめですが
メインの風呂は熱めの設定温度です。
熱めの風呂が好きな方にはおすすめです。
露天風呂はないんですが
奥の方は天井がガラス張りの部分があり昼間は
日差しが入り明るく開放的です。
そして脱衣所も広めです。
小さなお子さんを無理に入れて
熱くて泣いている子もいましたが
唯一親子風呂、そして2階には
家族風呂もあるので
ファミリーにはおすすめの施設です。

地元民もここが一番多い印象でした。
休憩処も広いので散策で疲れた時には
この地蔵湯がおすすめです。
柳湯
熱い湯が大好きなおなたにおすすめの“柳湯”さん

こちらは小さな内風呂ひとつと
なんとも寂しげな施設ですが
お風呂を純粋に楽しみたい方におすすめです。
中は木と石の調和で
和モダンでシックな内装でした。
天井は歴史を感じる梁がむき出しで
木と温泉の香りで癒やされます。
浴槽は深いのでどっぷり首まで浸かれます。
脱衣所はやや広めですが
休憩所はほとんどないに等しいです。

こちらは純粋な風呂好きさん
木のぬくもりに癒されたい方におすすめです。
熱い湯が苦手な方には向かないと思います。
殆どの方が第一声「あっつ〜」と言いながら入っていたので🙄
一の湯
洞窟風呂で冒険感を味わえる“一の湯”さん

城崎温泉の中心部にあるので
必ず目に留まる場所だと思います。
そして夜は建物がライトアップされ雰囲気抜群です。
天然の岩盤を削って作られた洞窟風呂は
一見の価値ありです。
半露天風呂といった形で
日中に入ると陽の光が湯面に反射して
洞窟内がキラキラと映りとても綺麗です。
広めの内湯が一つと
半露天の洞窟風呂が一つで
やや熱めの湯です。
こちらも地蔵湯さん同様休憩処が広くて
歩き疲れた時の休憩にも良いです。

人気のあるお風呂なので朝の早いうちに
利用するのがおすすめです。
御所の湯
一番人気であろう“御所の湯”さん

京都の御所を思わす建物です。
一番人気であろう理由がこれ

込み具合の利用状況を見れるモニターがあるのですが
こんな状況です🙄
御所の湯さんの人気っぷりが見てとれます。
それもそのはず、中は2020年に
一部リニューアルされており
開放的な全面露天風呂で
滝と木々の自然に癒やされます。
湯の温度もやや熱めではありますが
広い露天なので湧き出た源泉から離れると
いい湯加減の場所もあります。
全面露天なので天候の悪い時
雨を避けたい時は
僅かな軒下のみという事になります。
人気っぷりの割には休憩処は狭く
座る場所がない時は外のベンチになります。

やはり人気とあり
露天の開放感と綺麗さは随一です。
外湯デビューの方にはおすすめ出来る施設ですが
人の少ないゆっくり出来る温泉を好まれる方には向かないです。
鴻の湯
庭園露天風呂の“鴻の湯”さん

こちらは城崎温泉外から少しはずれていることもあり
穴場の外湯です。
人気の外湯に比べて人は少ないので
ゆっくり庭園を眺めて浸かりたい方におすすめです。
露天一つと内湯一つで湯はやや熱めです。
休憩処も空いているので快適でした

正直な感想を述べると
少し離れた場所に足を運ぶなら
他の外湯をおすすめします。
庭園を売りにはされていますが
今どきのスーパー銭湯の方が
立派な庭園です(怒られろ🙄)
混雑しない外湯でのんびり温泉を
楽しみたい方には穴場の外湯です。
まんだら湯
陶器の桶風呂“まんだら湯”さん

ここはかなり小規模で
外湯に桶風呂は2つだったので
混雑時は入れないです🙄
内湯はジャグジー付きで浅い浴槽と
深い浴槽があるので半身浴でも入れます。
湯は熱めです。
脱衣所も狭かったので混雑するととても窮屈です。
バリアフリーの入場ですが桶風呂がメインとは🙄

こちらもメイン道路からは外れるので
穴場の外湯になります。
運試しで行ってみて桶湯に入れればゆっくり
自分の世界を楽しめる温泉です。
外湯めぐりの総評
外湯全てを巡った感想を
忖度なしにレビューします。
これは私達バンキャン夫婦の
個人的主観によるものなので
参考程度で流して下さい🙄
外湯全てを巡るのは
体力もいりますし時間もかかるので
例えば3つの外湯を巡りたいとなれば
おすすめするのが
“御所の湯”、“一の湯”、“柳湯”です。
逆におすすめしないのが
“まんだら湯”、“鴻の湯”です。
この2つは時間と体力に
余裕があればといった感じです。
“地蔵湯”は風呂も休憩処も広くて快適ですが
いわゆる良くも悪くも“普通”の
大衆風呂な印象です。
地元の方も多いので気になる方は
先の3つの湯がおすすめです。
いずれも同じ様な書き方になりましたが
どの外湯もとても熱めです。
城崎温泉の外湯めぐりは熱い風呂が好きな方や
寒い季節におすすめです。
少し浸かっただけですぐに温まり
真冬の2月なのに湯上がりに
ソフトクリームを食べてしまいました🙄
グルメ
食べ歩きと迷ったのですが今回私達は
“大江戸温泉物語Premium きのさき”の
バイキングへ行きました。

なもんでご当地食べ歩きグルメの
ご紹介は出来ないのですが
全国あちこちにある
大江戸温泉のバイキング
たまには良いもんですよ💡
入浴付きディナーバイキングの予約を
直前の前日夕方に入れ
時間は17時半〜90分の空きが取れました。
少し早めの夕食だったのであまり食べ歩きで
お腹を膨らます訳にもいかなかったのも理由です
(バイキングはいかに腹を空かして挑むかです🙄)
やはり全国区の大江戸さん(その呼び方合ってる?🙄)
施設内もトイレも全てが綺麗でした。

大江戸温泉の夕食バイキングは
伊勢でも利用したことがあり
とても美味しい印象だったので
今回利用しましたが
やはり安パイのバイキングです✨️

ステーキや魚介も豊富で寿司、天ぷら等
アイスはハーゲンダッツでした✨️
ご当地料理もあり品数、
ボリューム大満足な内容です。

入浴は15時〜24時(最終受付22時)で入り放題
大人1人¥4220-(アルコールを除く)でした
お風呂はとても綺麗で内湯1つ露天2つでした。
なんと私達の大好物
外湯では堪能出来なかったサウナもあります。
湯の温度は外湯巡りとは違い
いわゆるスーパー銭湯で万人受けする適温でした🙄
入浴をここだけで済ませる方や
車中泊旅だと近隣のパーキングを探したり等を考えると
夕食付きディナーは高くはないと思います。
一つ難をあげるならここから
温泉街までがやや遠く徒歩10分ほどかかります。
.
早めの夕食バイキング目掛けて
お昼はサラッと蕎麦に入りました。
“但馬生蕎麦 ますや”さん

北柳通りの中心部にありお蕎麦では有名なお店の様です。
中へ入ると昔の雰囲気を思わせる“昭和”な店内でした。
おすすめされた鴨そばがとても美味しかったです。

穴場車中泊ポイント
今回突然城崎温泉外湯めぐりツアーを決行したので
宿泊先は決めずに来てしましました。
車中泊旅の良い所はそれが出来ちゃうところです。
食事を終え、夜の街をぶらりと歩き
大江戸温泉で入浴し
時間は21時前、、、まだ宿泊先を決めておらず
あわてて21時前からググって寝床を探しました🙄
すると一件穴場な車中泊スポットを発見しました💡
本当は近隣にRV協会のRVパークアワードで
一位を受賞された
“RVパーク城崎温泉いなばや”さんがあったのですが
チェックイン時間も終了しており入れそうになかったので
私達が車中泊に選んだのは
“豊岡市営城崎温泉駅前駐車場”
そうです駅前パーキングです🙄
なんとこちら12時間まで上限1000円という
城崎温泉の心臓部とも言える駅前駐車場なのに破格値です🙄

なんなら昼間からとめて24時間で計算しても2000円です。
普通に観光で止めるパーキングとしても使えます
トイレはこの駐車場にはないのですが
駅の公衆トイレを利用させて頂きました。

徒歩2〜3分ですが横には交番もあり安全です。
ちなみに車中泊でトイレがない時の緊急で持っておきたい商品がこちら。
車中泊での歯磨きやトイレに超おすすめ駅の真横なので電車の音が気になるかと思いますが
最終は9時台、始発は6時台〜なので
私達早寝早起き夫婦には問題なしでした🙄

今写真を添付して気が付きましたが
フリーWi-Fiもありますね、、、駐車場まで届くのかしら🙄
冬の車中泊でおすすめしたいスリッパはやはりこれ トイレに行く時なんかにサクッと履いて行きたいですしあったかい上、キャンプでも愛用してます。まとめ
いかがでしたでしょうか。
車中泊で城崎温泉車中泊の旅
外湯めぐりを敬遠されていた方、
一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
私達は毎年の冬の楽しみ方がまたひとつ増えました。
さすがに昨今の真夏の暑さでは
外湯めぐりをしようとはなりませんが
冬は最高の楽しみ方だと思います。
あたたかい時期には柳並木も綺麗なので
それを目的に散策だけでも十分価値のある場所だと思います。
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